村上信五がカヌー初体験! 羽根田選手の「水の呼吸を感じて」に「何の呼吸も分からへん」

12月15日放送のフジテレビ「村上信五∞情熱の鼓動」(深夜1:55、関東ローカル)では、空手・組手の植草歩選手とカヌー・スラロームの羽根田卓也選手の強さの秘密に迫る。

同番組は、村上信五が東京2020オリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着するスポーツ番組。話をするのはリオ五輪の後以来という村上は羽根田選手を訪ね、実際に競技で使用するカヌーを見せてもらう。羽根田選手の競技「カヌー・スラローム カナディアンシングル」は、片方にだけブレードのついたパドル1本を持って激流を下りながら、コースにつるされたゲートを通過し、いかに早くゴールできるかを競うのだが、5ミリでも重心が変わるとカヌーの動きが変わるほど繊細なものだという。

村上も体験するが、初めてのカヌーに悪戦苦闘。羽根田選手から「水の呼吸を感じてください、読んでください」との助言を受けながら何とか課題をクリアするが、苦戦した村上は「予選落ちですね」とため息をつく。収録後に水の呼吸をつかめたか?と尋ねると、「つかめるわけないやん。今日だけでつかめたら世界選手権出とるわ、何の呼吸も分からへんかったわ」と語り、カヌーという競技の奥深さを知る機会となった。

続いて村上は空手組手・植草選手のもとを訪ねる。「空手」は東京オリンピックの新たな正式種目で、全日本空手道選手権4連覇、世界空手道選手権大会優勝の組手の女王・植草選手には、東京オリンピックでの金メダル獲得に期待がかかっている。空手の組手とは、突きや蹴りなどの有効技を相手に入れてポイントを稼ぐ競技。そんな組手で世界を制した植草選手の“突き”を村上が体験する。道着に着替えて植草選手と向き合う村上。構えや基本的な動きを教わり、突いたらその拳を瞬時に胸の位置まで引かないとポイントにならないと聞き実践するも、慣れない動きにとまどい、難しさを身をもって体感する。

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