2019年のJ1参入プレーオフ決定戦では、ハンドかどうか非常に際どいシーンがありました。しかも、ハンドであればPKとなるような緊張のシーン。結果的には手には当たっていたもののハンドではないという判定になりました。なぜそのような判定になったのか解説します。
2019年12月14日に行われたJ1参入プレーオフ決定戦は湘南vs徳島の試合となりました。
その中で徳島の選手のシュートが湘南の選手の手に当たってブロックされたシーンがありました。
場所はペナルティエリア内。
ハンドであればPKという緊迫したシーンでしたが審判団の協議が行われた結果ハンドにはならず。
手に当たっているのにハンドにならなかった、その理由はどこにあるのでしょうか。
ハンドにならない理由は「支え手」だから
ハンドにならなかった理由は湘南の選手が出した手が「支え手」であったことです。
支え手とは、スライディングをする時に自分の体を支えるために出す手のことです。
今回のJ1参入プレーオフ決定戦での場面でも、手には当たったけれど支え手だったのでハンドにはならないと判定されたのです。
ルールは毎年アップデートされていますから、覚えておくともっとサッカー観戦が楽しくなること間違いなしですよ。