新聞エコバッグを配布 高校生ら環境保全PR

エコ活動の賛同者に新聞紙エコバッグを配る高校生ら=長崎市、メルカつきまち

 環境保全について考えてもらおうと、県内の高校生や大学生、教員らでつくる「県高校生・大学生環境会議実行委員会」は14日、長崎市築町のメルカつきまちで、買い物客らに新聞紙エコバッグを配った。
 同実行委は2010年から活動。今回は海星中・高、県立国見、口加両高の生徒らが、新聞紙で70個のエコバッグを製作した。
 この日は、海星中・高生物部や長崎大環境サークル「ながさき海援隊」のメンバーら7人が、エコ活動を訴えながら配った。参加した海星高2年の山口達也さん(17)は「レジ袋などが海にたくさん漂流している。袋を使うことも減らしてほしい」と語った。
 バッグを受け取った長崎市西山4丁目の佐々木京子さん(80)は「新聞紙のバッグがすてき。作り方を覚えて友人にもあげたい」と喜び、活動に賛同していた。

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