日本一の技 小中学生学ぶ NTT西日本 ソフトテニス教室 長崎出身の堀監督指導

自らボールを上げて指導するNTT西日本の堀監督=長崎東公園庭球場

 「NTTドリームキッズふれあいソフトテニス教室」(NTT西日本長崎支店主催)が14日、長崎市の長崎東公園庭球場で行われ、同市内の小、中学生が日本トップクラスの実業団、NTT西日本の堀晃大監督や選手たちから指導を受けた。
 NTT西日本は5日から4日間、愛知県豊田市で行われた第37回日本リーグで24度目、前人未到の10連覇を達成したばかり。長崎市で初めての教室には、地元出身の堀監督をはじめ、村上雄人、船水雄太、林湧太郎の3選手が参加した。
 受講したのは同市ソフトテニス連盟加盟の小、中学生70人。3コートに分かれて指導を受けた。内容はグラウンドストロークやボレー、スマッシュなどで、選手が丁寧に手本を披露。堀監督は一人一人に細かくアドバイスしたり、ユーモアたっぷりに子どもたちを元気づけていた。
 内容の濃い教室は昼すぎに終了。最後に選手と一緒に試合をした河村瑠佳(東長崎中)が、受講生を代表して「日本リーグの諦めない姿勢に感動した。きょうは貴重な経験ができた」とお礼を述べた。河村とペアを組む吉田彗冴(同)も「いつもはできないプレーを多く習い、勉強になった」と感謝していた。

© 株式会社長崎新聞社