13万6000ドルのシャルジャ国際難民擁護・支援賞の推薦期限を12月末に延期

13万6000ドルのシャルジャ国際難民擁護・支援賞の推薦期限を12月末に延期

AsiaNet 82194 (2533)

【シャルジャ(アラブ首長国連邦)2019年12月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*The Big Heart Foundation(TBHF)が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)との協力で賞を主催

アフリカとアジア全域の称賛に値する人道活動を実施している各地の団体に与えられる13万6000米ドルのSharjah International Award for Refugee Advocacy and Support(SIARA、シャルジャ国際難民擁護・支援賞)は推薦受付期限を2019年12月31日に延期すると発表した。

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アフリカ、アジア各地の人道団体による問い合わせや応募が殺到したため、主催者は期限を延期し、より多くの応募者の推薦手続き完了を可能にした。賞を開始してから初めて、TBHFは応募をウェブサイトhttps://tbhf.aeで直接受け付ける。

TBHFの候補の評価は、活動の具体的な利益と持続可能な影響、活動範囲、サービス提供の精神の客観性と透明性に基づく。

シャルジャに本部がある人道慈善団体The Big Heart Foundation(TBHF)が国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と協力してこの賞を主催している。13万6000ドルの賞金はTBHFの特別な寄付であり、財団への寄付金の一部ではない。

TBHFのマリアム・ハマディ理事は「各地の人道団体は活動の過程でさまざまな困難な課題に直面する。彼らは多くの場合、危機の影響を受けた人々の支援、彼らを確実な保護、受け入れ社会への統合で最前線にいる。この賞を通じて、緊急援助や医療、教育、生活設備などの持続的サービスの提供を含む難民のニーズに対処するこれらの団体の能力の拡大を目指している」と語った。

SIARAはアラブ首長国連邦(UAE)最高評議会メンバーのシャルジャ首長スルタン・ビン・ムハンマド・カシミ殿下とその夫人でTBHF会長、UNHCR難民児童エミネントアドボケート(著名擁護者)であるジャワヘル・ビント・ムハンマド・カシミ妃殿下のビジョンを体現して、難民の擁護、支援とコミュニティー振興への重要な人道的貢献を顕彰する。

SIARAは4年前の開始以来、持続可能な人道事業と社会へのその影響に関する認識を促す最も重要な国際的イニシアチブの1つになるまでに進化した。

TBHFは昨年、危機の高まりに直面する世界中の20カ国以上を支援するため医療、教育、緊急援助に1580万ドルを支出した。

ソース: The Big Heart Foundation