タイ不動産開発大手MQDCがThe Forestiasでタイ初のタウンを建設へ

タイ不動産開発大手MQDCがThe Forestiasでタイ初のタウンを建設へ

AsiaNet 82192(2535)

【バンコク2019年12月17日PR Newswire=共同通信JBN】
*健康で幸福な生活のために意図的に設計されたタウン
*Forestiasは投資額41億4000万米ドルのタイ最大の民間部門不動産開発となる
*都市開発内部に森林を抱える最初のプロジェクト
*「森の中の魅惑的コミュニティー地区」

タイの大手不動産開発企業であるMagnolia Quality Development Corporation Limited(MQDC)は17日、バンコク郊外にある48ヘクタールの「The Forestias」開発向け投資を増やし、プロジェクトの規模を29億8000万米ドルから41億4000万米ドルに拡大して、タウン開発の新しいグローバルプロトタイプとすると発表した。投資増により、The Forestiasはタイで最大の不動産開発プロジェクトとなる。

Photo - https://photos.prnasia.com/prnh/20191216/2672402-1

同プロジェクトの土地面積も48ヘクタールから63.7ヘクタールに拡大される。

MQDC会長のティパポン・アーリヤウラロンプ夫人は「われわれは、健康的な生活のために意図的に設計された世界初のタウンを建設している」と語った。

同夫人は「それは、あらゆる側面がより良い生活の質を促進することを確実にするために、世界で最も尊敬される専門家の一部と世界をリードする機関によって設計・構築されつつある」と語った。

アーリヤウラロンプ夫人は「グローバルパートナーから、居住者の幸福、周辺コミュニティー、そして持続可能性に完全に焦点を当てた新しいタイプの開発を創出する道に沿ってわれわれをさらに勇気づける非常に優れたフィードバックを受け取ったことを受けて」、MQDCはThe Forestiasへの投資を増やしたと語った。

The Forestiasの最も素晴らしい特徴の1つは、中心部に広大な苗木が植えられた4.8ヘクタールの森林エリアが今後数年間で自然に発展する多様で豊かな生態系を支えることである。

同夫人は「この規模の森林が都市開発に組み込まれ、自然を都市環境に戻すことも世界で初めてである。そしてこれが、われわれがThe Forestiasを森の中の魅惑的なコミュニティー地区と呼ぶ理由の1つである」と語った。

The Forestiasには、さまざまなライフスタイルと家族規模を目的としたビラとコンドミニアムを備えた複数の住宅コンポーネント、並びにオフィス、スポーツ複合施設、ライフスタイル活動、リテール・飲食店向けの商業スペースやFamily Life Center内のファミリーエデュテインメント施設などがある。

コミュニティー活動と文化探求のためのタウンセンター、劇場、イベントホール、市場、およびThe Forestiasの多くのコンポーネントを結び、森の上を縫うように続く「自然散歩」を提供する1.6キロの高架歩道がある。

もう1つの先駆的なコンポーネントは、日常活動に特化した施設、クラブハウス、熟練の介護士など、高齢者の生活をより安全かつ便利にするために特別に設計された住宅エリアである。

また、5つ星ホテル1軒と、最先端設備を備えタイで最も著名な医療専門家を擁する大規模医療センターもある。

The Forestiasのプロジェクトディレクターであるキッチプン・オウイヤマプン氏は「The Forestiasにあるすべてのものは、公共スペースのレイアウト、住宅レイアウト、住宅の内外で使用される材料の選択、21世紀の生活テクノロジーの統合、自然光、騒音、熱、空気循環の管理、ならびに空気の質と水質など、住民の健康と幸福をこれまでにない水準まで促進するという共通の目的で設計されている」と語った。

The Forestiasの最も重要なイノベーションの1つは、The Forestias周辺に位置する入念に計画された住宅コンポーネントを介して、数世代にわたって家族の絆を強めるやり方である。

オウイヤマプン氏は「各コンポーネントは、新入社員、新婚夫婦、若い家族、老齢の両親など、特定の年齢層のニーズに合わせて特別に設計されている。彼らをすべてThe Forestiasに入居させることで、親、子供、孫は、引き続き独立性とプライバシーを保ちつつ、近くにともに住むことができる」と付言した。

同氏は「3300万ドルの費用をかけて本物の深い森林エリアを含む広大な森林を育てることは、われわれの開発の中心的要素であり、住民が自然の多様な不可思議さに近づくのを助ける」と語った。

オウイヤマプン氏は、この森はThe Forestiasと近隣コミュニティーの両方にとって「緑の肺」として機能し、すべての人々の利益のために自然を回復するのを助けることに加え、地域全体に一般的な冷却効果をもたらす見込みである、と語った。

同氏は「われわれは地球に優しい一方で、住民が持続可能性へ貢献することもサポートしている。たとえば、われわれの最先端エネルギーシステムは、住民とビジターがプロジェクト全体で4800ヘクタールの森林が吸収するのとほぼ等しい驚異的な量の二酸化炭素排出量を削減することをサポートする」と語った。

MQDCのビシット・マレシリラト最高経営責任者(CEO)は「MQDCは素晴らしい開発を創出すると同時に、具体的な例を通じて社会的責任とすべての人々の幸福に対する関心を促進することを目指している」と語った。

同氏は「The Forestiasは、sustainovation(サステイノベーション(持続+イノベーション))も促進すると同時に、居住者と周辺コミュニティーの人々の生活の質を高める不動産開発の新しい概念を開拓しつつある」と語った。

The Forestiasはタイで最も急速に成長している開発回廊であると予測されているEastern Economic Corridor(東部経済回廊)に戦略的に位置しており、主要高速道路や大量輸送システムに簡単にアクセスできる。

同プロジェクトでの道路システム建設とインフラ杭打ち工事は、すでに90%完了している。

The Forestiasのブランド名付きのコンポーネントには、「Whizdom」コンドミニアム、「Mulberry Grove」コンドミニアム、「Mulberry Grove Villas」、「The Aspen Tree」レジデンス、「Six Senses Residences」、「Six Senses」ホテルなどがある。

ソース:The Forestias by MQDC

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