世界中のユーザーが楽しんでいる『TikTok』は、今や国民的アイドルの嵐が公式アカウントを発表するほど日本での人気も圧倒的だ。
ついつい時間を忘れて観てしまう――そんな『TikTok』で、11月からスタートした”meme(ミーム)”チャレンジの動画が爆発的な再生数を叩き出している。
その総再生回数はなんと、、、一ヶ月間で15億回再生を突破したというから驚きだ。
そもそも“meme”とは何か?それは、ネット上でユーザーがマネとアレンジを重ねて、楽しみながら広がっていくコンテンツのことを指す。
代表的なものは、【アイスバケツチャレンジ】に【ボトルキャップ】、【壁ドン】などをイメージしてもらうと良いだろう。たくさんの人が思わず真似したくなってしまう、それが“meme”だ。
数々の”meme”チャレンジがある中で、『TikTok』内でも特に人気のものを調べてみたので紹介しよう。
■「#イエスorノー」
『TikTok』のテキスト機能を使って質問テロップを動画に設置し、YES / NOの音源に合わせて質問に答えていく人気急上昇中のテキスト”meme”。
■「#ノーズペイント」
鼻の動きに合わせて文字や絵がかける『TikTok』のスタンプを使った遊び方で、新感覚の”meme(ミーム)”チャレンジ。
■「#お前じゃない」
本来見たい物以外を登場させ、お前じゃないよ!とツッコむ”meme”動画。
このようなクスっと笑える”meme”動画が日々生まれている中、今回「#イエスorノー」のチャレンジでインパクト抜群の顔芸を披露しているクリエイターのRemi Anri レミたんさんに色々と聞いてみた。
彼は現役ハンドボールの選手であり、ハンドボール男子日本代表の新主将という衝撃的な肩書を持つ。『TikTok』では、コミカルな動きで数多くの”meme”を作り続けている人物だ。
Remi Anri レミたん:https://www.tiktok.com/@anriremi
―『TikTok』を始めたきっかけは?
友達がやっていて、僕は全然知らなかったんですけど、友達に「レミイやったら面白いから絶対やって」と言われて。それでオススメとか見て、これ面白いなと。去年の7、8月からですね。
―コミカルな動きがとっても面白いですが、このような動画にしたのは?
アスリートなので、皆さんに見てもらえるのはコート上だけでした。そんな中で自分の人間性を知ってもらうためには、コートの外の部分を見てもらいたいなと。
―動画を撮る上でで大事にしていることはありますか?
一人で撮影するのも限界があるので、大きく分けて三つあります。わかりやすいこと、オリジナリティー、あと一つは忘れちゃったんで二つかもしれないです・・・あ、あとはクオリティーだ!(笑)
―『TikTok』をやって驚いたことはありますか?。
動画1つで4千人くらいのフォロワーが増えたときに、凄いなって。最初は友達の為だけでにやっていたけど、ハンドボールの方に流せるんじゃないかなと思って、本格的にやり始めました。
―『TikTok』がきっかけでハンドボールに興味がわいたっていう人は?
すごく聞きます、(僕としては)それを求めていたっていうのもありましたけど。プロフィールを乗せた時にみんなびっくりしたみたいで、この人がやっているんだったらハンドボール見たい!オリンピック応援してます!みたいな声がありました。
―『TikTok』で目標はありますか?
先ほどお伝えした3つの部分が大事にしつつ、『TikTok』というアプリが持っている可能性の部分を伝えていきたいです。
僕で言えば、ここを通じてハンドボールを知って会場に来てもらって、目標としては会場に来た人全員が、『TikTok』から来ましたっていう人で埋めればなと。
いまのところ、トークショーでも9割くらいの人が「見てます!」っていう人で、嬉しいですね。
誰しもがひょんなことからクリエイターになれる、そんなチャンスが転がっている今の時代。”meme”チャレンジに挑戦してみてはいかがだろうか。