クルーズ・オブ・ザ・イヤー 特別賞に「横浜港」 日本外航客船協会選定

こいのぼりを掲げてダイヤモンド・プリンセスを見送る人たち=4月27日午後5時ごろ、横浜港大さん橋国際客船ターミナル

 日本のクルーズ振興や客船誘致活動に顕著に寄与したとして、日本外航客船協会が選定した「クルーズ・オブ・ザ・イヤー2019」の特別賞に横浜港が選ばれた。

 世界的なクルーズ発着拠点としての機能を整備していることや、大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区)を中核にして港町ならではのにぎわいを創出している点が高く評価された。横浜市港湾局の中野裕也局長は18日に都内で開かれた授賞式で「引き続きクルーズの発着拠点港として取り組んでまいりたい」と喜びを語った。

 横浜港では19年、大黒ふ頭と新港ふ頭の二つの客船ターミナルがオープン。大型連休中には大黒ふ頭での2隻着岸を含め、日本初の4隻の同時着岸を実現させた。

 グランプリは、JTBの「JTBクルーズ2019年 サン・プリンセス世界一周チャータークルーズ」。

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