南野拓実の移籍が噂されているリヴァプール。
もしそうなった場合、新天地での背番号がどうなるかも注目されている。
現在の主な空き番号をかつて背負った選手たちを振り返ってみよう。
16番
ディートマー・ハマン (1999-2006)
2005年のCL制覇にも貢献した長身のドイツ人ボランチ。
圧巻のロングパスに強烈なシュートのほか、巧みに味方を使って相手を追い込んでボールを刈り取る能力も兼備していた。
2005年のFIFAクラブ世界選手権で来日した際に日本で拘置所行きになった秘話を明かしたこともある。
17番
スティーヴン・ジェラード(1998~2004)
リヴァプールのアカデミーで育ち、クラブの魂となったレジェンド。
デビュー時の背番号は28番だったが、若き日は17番を背負って大暴れした。
現イングランド代表ライアン・セセニョンも17番時代のジェラードのビデオをよく見ていたとか。そのセセニョンがお気に入りだという17番時代のスーパーゴールがこれ(動画2分13秒~)。
2001-02シーズンのマージーサイドダービーでブチ込んだ一撃は確かにえぐい。
18番
ディルク・カイト(2006~2012)
リヴァプールサポーターに愛された超人的献身FW。チームのために倒れるまで走り続ける姿は圧巻だった。
フェルナンド・トーレス加入で右サイドに移動後も圧倒的な労働ぶりを披露。代表ではウィングバックまでこなすなど献身性の塊のような選手だった。
カイトの他にもヨン・アーネ・リーセ、マイケル・オーウェンもリヴァプールの18番を着けている。
19番
サディオ・マネ(2016~2018)
いまやリヴァプールの10番を背負う大エースとなったセネガル人ウィング。
レッドブル・ザルツブルク、そして、吉田麻也ともプレーしたサウサンプトン時代の背番号は10番だった。
ただ、リヴァプール加入後2シーズンは19番を着けている。マネの他には、ライアン・バベルやフェルナンド・モリエンテスもこの番号を背負った。
21番
ルーカス・レイヴァ(2007~2017)
デビューしたグレミオで「ファルカン2世」と称された天才ボランチ。
リヴァプール移籍当初は苦しんだものの、守備重心のプレースタイルに変身すると、攻守に貢献できる頼れる存在に。リヴァプールでは一貫して21番を着けた。現在所属するラツィオでは6番。
25番
ペペ・レイナ(2005~2013)
バルセロナで育成され、リヴァプールで大守護神となったレイナ。
シュートストップ、PKセーブ、足元、フィードを兼備し、頼りになるキーパーであった。足元の技術はプレシーズンマッチではMFでプレーするほど卓越している。
彼はキャリアを通じても25番を着けることが多い選手だ。