北海道の古瀬 南弟子屈、参宮線 池の浦シーサイド_2020年3月廃止

「利用の少ない駅を廃止します」

JR北海道は、釧路から30km西にある根室線 古瀬駅(白糠町)と、60km北にある釧網線 南弟子屈駅(弟子屈町)を2020年3月に廃止する。

古瀬駅は1954(昭和29)年7月に開業。2面2線ホームを持つ無人駅。南弟子屈駅(写真)は、1929(昭和4)年8月開業。

当初は貨物や荷物も扱う有人駅だった。1990年代に無人化し、貨物列車につく車掌車ヨ3500を再利用した簡易駅舎があった。

いっぽう、JR東海は、参宮線の臨時駅 池の浦シーサイド駅を廃止する。

三重県伊勢市二見町にある池の浦シーサイド駅は、参宮線の終着駅、鳥羽のひとつ手前の駅。

穏やかな海岸に沿って1面1線ホームを持つこの臨時駅は、1989(平成元)年7月に開業。

1990年代には年間500人を超える利用者がいが、最近は10人に達しない年もあった。

写真 記事:鉄道チャンネル編集部

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