ラトックシステムのスマート家電リモコン、スマートスピーカーで電動カーテンと扇風機の操作が可能に

ラトックシステム株式会社のスマート家電リモコン「RS-WFIREX4」は、スマートスピーカーなどと組み合わせて音声で家電を操作できるデバイスだ。同製品を自宅のWi-Fiに接続し、赤外線対応のエアコンや照明、テレビなどの家電製品をスマート化できる。

今回、「スマート家電コントローラ」アプリを更新し、GoogleアシスタントのDirect Actionsによる電動カーテンと扇風機の操作に対応した。RS-WFIREX4は、GoogleアシスタントのDirect Actions、Conversational Actionsの両方に対応している。

Direct Actionsは、「OK Google, XX して」などとGoogleアシスタントに話しかけることで、Googleアシスタントから直接、スマート家電の操作を可能にする方法だ。Smart Home APIを活用することで、パートナー各社は、自社のサービスとGoogleアシスタントを連携することができる。

一方、Conversational Actionsは、Googleアシスタントに対応したアプリを呼び出し、アプリ経由でスマート家電等を操作する方法だ。例えば「OK Google, XX を使って XX して」と発言して操作する。Dialogflowを活用すると、自由なカスタム化ができ、自社の機能にあわせた音声操作の構築が可能になる。

今回のアップデートでは、Direct Actionsでも電動カーテンの開閉と扇風機の電源操作に対応し、「家電リモコンを使って、」の言葉は不要で、直接操作が可能になった。家電を同社の家電リモコンアプリで指定し、電動カーテンや扇風機を部屋に割り当てることで、「リビングのカーテンを開けて」のように部屋を指定して操作することもできる。

また、Alexaに対応した同社製のスキル「スマート家電コントローラ用スマートホーム」と「スマート家電コントローラ」アプリを更新し、電動カーテンの操作に対応した。Googleアシスタントと同様で、部屋を指定して操作することも可能だ。

これらの機能は、RS-WFIREX4のほか、スマート家電コントローラ「RS-WFIREX3」「REX-WFIREX2」でも使用できる。

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