ARNレーシングは3月28~29日に開幕する2020年のGTワールドチャレンジ・アジア(旧ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア)へフル参戦する。ドライバーは永井宏明と上村優太、車両は2019年と同様にポルシェ911 GT3 Rを使用する。
2019年は永井が並行参戦するスーパーGTと日程が重なっていたため、GTワールドチャレンジ・アジアへのフル参戦は叶わなかったARNレーシングだが、鈴鹿サーキットで行われた第5レースでは総合3位、続く富士スピードウェイでの第7レースではクラス優勝を飾り、最終的にチームランキング10位を獲得した。
2020年シーズンのGTワールドチャレンジ・チャレンジは現時点でスーパーGTとの日程重複はないため、チームはシリーズ全戦にフル参戦。永井&上村&ポルシェという不動の体制で挑む。
「2020年はポルシェ911 GT3 R投入2年目となり、マシンについての理解も深まっているので、さらにいい結果を出す自信があります」と永井。
永井とコンビを組む上村は「私にとってもGTワールドチャレンジ・アジア参戦2年目なので目標はいたってシンプル。GT3プロ/アマクラスのチャンピオンを獲ることです」と自信をみせている。
「2019年シーズンの最終戦上海ではポールポジションを獲得できましたし、2回のクラス優勝を手にできました。パートナーの永井さん、チームとともにさらにベストを尽くします」