松浦(まつうら)市星鹿(ほしか)町の市立星鹿小(坂東利久子(ばんどうりくこ)校長)の3年生12人が17日、地元で水揚(みずあ)げされたアジとイカを使った料理に挑戦(ちょうせん)しました。
地元で盛(さか)んな水産業に子どものころから親しんでもらおうと毎年、3年生と5年生を対象に「お魚教室」を開いています。
新松浦漁協女性(じょせい)部(荒木直子(あらきなおこ)部長)の5人と、児童の母親9人がアジのさばき方などを指導(しどう)。子どもたちはアジをかまぼこにするため三枚(さんまい)におろし、細かく刻(きざ)んですり鉢(ばち)ですりおろしました。また、イカの内臓(ないぞう)を取り除(のぞ)いて輪切りにし、しょうゆとみりんで甘辛(あまから)く煮(に)る料理も作りました。
入口倖多(いりぐちこうた)君(9)は「魚をさばいたのは初めて。身を骨(ほね)から外し三枚おろしにするのが難(むずか)しかっけど、上手にできて楽しかった」と感想。山口紗里奈(やまぐちさりな)さん(9)は「おじいちゃんが漁師(りょうし)だったので、魚をおろすのを見てかっこいいなあと思っていた。アジの内臓を取り出すのが気持ち悪かったけど、今度はお兄ちゃんが釣(つ)ってきた魚を自分でおろしてみたい」と話しました。
19日には5年生13人がアジフライ作りに取り組みました。
メクル 第425号 三枚おろし 上手にできた! 松浦・星鹿小「お魚教室」
- Published
- 2019/12/22 10:02 (JST)
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