周期的な寒気の南下と低気圧の通過

寒気が日本の南海上まで南下すると日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となって日本海側は曇りがちで雨や雪、太平洋側では晴れるという、いわゆる冬らしい天気となります。しかし、今冬は寒気は、周期的に南下してくるものの、北日本中心です。このため、日本の南海上で低気圧が発生しやすく、太平洋側の地方でも雨が多くなっています。
22日(日)も、全国的に雲が多く、西~東日本の太平洋側を中心に雨が降る見込みで、標高の高い所では雪の降る所もありそうです。
今週一杯は、このような天気が続きますが、年末は強い寒気が南下してくるため、冬らしい天気となる見込みです。寒さに注意が必要です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:22日午前9時の天気図と衛星画像。

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