長崎市宿町の長崎ペンギン水族館で22日、氷でつくるペンギンの彫刻がこの日限りで披露。来場客は製作実演や本物のペンギンとのコラボを楽しんだ。
クリスマスの恒例イベント。坂本洋一さんら料理人4人が3時間かけて氷柱（高さ1メートル、縦50センチ、横25センチ）3本をチェーンソーなどで削り、その様子も見せた。トナカイの代わりにペンギンがソリを引くデザイン。サンタ役の同館キャラクター「ヒミちゃん」「アバちゃん」の彫刻も近くに置かれた。
「きれいね～」。水が滴る透明な彫刻を見た親子連れは笑顔を見せ、キングペンギンがよたよた歩いて現れると「かわいい～」。長崎、諫早両市の41歳女性2人組はデジタルカメラやスマートフォンで連写。「見ていて楽しくなる」と声をそろえた。
