「中堅企業調査レポート2019」 成長を続けるカギは「人材」と「キャッシュレス」

2019年12月23日
アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.

日本の中堅企業を対象にした企業経営に関する調査レポート
アメリカン・エキスプレス「中堅企業調査レポート2019」
高い成長率を見込む日本の中堅企業
成長を続けるカギは「人材」と「キャッシュレス」

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(東京都杉並区/日本・アジア社長:清原正治)は、中堅企業(年間売上規模が約5億円以上250億円未満)部長職以上の方を対象にした「中堅企業調査」を実施しました。本調査では、日本社会全体が人手不足といわれるなか、経済のけん引役として重要な中堅企業の景況感や事業戦略、人材戦略について明らかにしています。

2019年の日本の実質成長率が1.8%と見込まれるなか、本調査で中堅企業の今後3年の平均予想売上成長率と平均純利益率の見込みを聞いたところ、それぞれ5%と4%と高水準であることが明らかになりました。成熟した内需に対して成長の見込める、大企業が手を出せないニッチ・マーケットを取り込むことができる強みから、堅調な成長を予想する中堅企業が多いことが分かりました。その一方で、「人材不足」が半数以上の中堅企業にとっての大きな課題であり、求人条件を幅広くしたり、外国人労働者の雇用を促進したりする企業が多くなっています。

日本総合研究所 主席研究員で、本調査に関して総括コメントをいただいた藻谷浩介氏は、「黒字の中堅企業であっても人手不足に対応できなければ、廃業に向かいかねません。まずは自動化できるところを自動化することが重要で、特に事務の電子化と決済のキャッシュレス化は不可避です」と述べています。

レポート全文は添付ファイルをご確認ください。

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「中堅企業調査レポート2019」について
本レポートは、アメリカン・エキスプレスが、2019年7月に日本の中堅企業を対象に実施した、「中堅企業調査」を主としてまとめたものです。同調査では主に、中堅企業の景況感や、今後の事業戦略、次世代への事業継承、海外との取引、人材確保への取り組み、決済方法/経費処理について、どのような課題が意識されているか、どのようなプランが策定されているかを聞いています。
なお、冒頭の中堅企業の経営環境についてのみ、2018年10月~11月に英国で実施した世界12ヶ国の中堅企業を対象に実施した、「SME Pulse 2019」の日本の結果をまとめています。

【調査概要】
中堅企業調査
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :年間の売上規模が約5億円以上250億円未満の企業にお勤めの部長職以上の方(社長、役員含む)
サンプル数:321名
調査期間 :2019年7月
〈レポートは青表記〉

SME Pulse 2019(世界12ヶ国対象、以下は日本の調査対象)
調査方法 :電話調査
調査対象 :従業員数10名~250名の企業のオーナー、CEO/社長/取締役/本部長、CFO/財務部門責任者
サンプル数:250名
調査期間 :2018年10月~11月
〈レポートは紺表記〉
※両調査とも、スコアの構成比(%)は小数点第1位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります。

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