毎週月～金曜日 ゆうがた５時５８分から放送している奈良テレビの「ゆうドキッ！」。飲食店のプロに、オススメのお店を紹介してもらうグルメのリレーコーナー「奈良にうまいもんあり」から、今回紹介するのは「黒毛和牛ステーキ 中山」さんです。一般的に少し敷居が高いと思われがちなステーキ店ですが、「黒毛和牛ステーキ 中山」さんは家庭的な雰囲気のお店だといいます。一体どんなお店なんでしょうか？
※この記事は奈良テレビ「ゆうドキッ！」で１２月１８日に放送された内容です。
今回紹介するお店は…
ならまちセンターのすぐ近くにある「黒毛和牛ステーキ 中山」。店内は"ならまち"のお店らしく、落ち着いた装いになっています。
オーナーシェフの苫米地（とまべち）さんは、ステーキのプロとして３５年、以前は大手外食店の仕入れ担当として２７年間、精肉に携わっていたんです。
鐘ヶ江リポーター
「こちらのお店では黒毛和牛だけを扱っていらっしゃるんですよね？」
オーナーシェフ・苫米地さん
「そうですね、和牛は４種類あり、産地も４７都道府県銘柄牛というものがあるんですけれども、特に産地にはこだわらずに仕入れる時々で一番良い状態の黒毛和種にこだわっています。」
鐘ヶ江リポーター
「Ａ５ランクにこだわっていらっしゃるとのことですが、どのような特徴があるんですか？」
オーナーシェフ・苫米地さん
「牛肉って赤いですよね。その中にサシと呼ばれる脂肪が入っているんですが、そのバランスが良いものがＡ５ランクと呼ばれています。ただ単にサシが多ければいいというものではなく、肉の色・サシの細かさを選んでいます。」
この日は、ステーキコースのヘレ肉・１００ｇをご用意して頂きました！このコースには、前菜と季節野菜のグリル、そしてデザートとドリンク（コーヒーか紅茶）が付いているんです。
鐘ヶ江リポーター
「美味しそうですね！焼き方にこだわりなどはあるんですか？」
オーナーシェフ・苫米地さん
「レアでもミディアムでも必ず全面に焼き色を付けて仕上げるようにしています。焼くとお肉の香ばしさがでます。中のジューシーさを閉じ込めるためには絶対に焼き目をつけないとエキスが逃げ出してしまうためです。なので全面に焼き目を付けて、美味しさを閉じ込めています。最後に行うフランベが美味しさを閉じ込める秘訣です。」
鐘ヶ江リポーター
「脂身と赤身のバランスがすごくいいですね。」
オーナーシェフ・苫米地さん
「ヒレは特にお肉の味が強いんです。それが細かい脂によって甘味が出るので、ちょうどいいバランスになっていると思います。ニンニクは青森県の田子町産です。臭いが残らず、香りを楽しんでいただけるニンニクです。」
そして…今回特別に、サーロインステーキも焼いて下さいました！
鐘ヶ江リポーター
「ヒレと比べてこちらの方がジューシーで美味しいです！」
オーナーシェフ・苫米地さん
「サーロインは脂の量がヒレよりはるかに多いので、ヒレにはないしっとり感、脂の甘味をしっかり感じることができるのでヒレよりもお肉度がアップしています。焼いている"音"と"香り"と"空気感（ライブ感）"をダイレクトに味わっていただけると思います。それが鉄板焼きの醍醐味なんです。カウンター席で、対面調理でお肉の説明などをお話しながら提供できることが嬉しいですね。」
お肉のグラム数が選べるうえに、手作りのソースも４種類堪能できます。
海の幸コース（※「天然あわび」や「伊勢海老」がメインのコースも）とおすすめコースは＜ロース（サーロイン）＞、＜ヘレ＞の２種類です。おすすめコースは黒毛和牛のステーキ（各コースからロースかヘレを選択）、活あわびのオリーブオイル焼、フォアグラのステーキも楽しめるという贅沢な内容に。
お肉も海鮮も楽しみたい！という方はおすすめコースを。店内は落ち着いた雰囲気で、結婚記念日・誕生日などの記念日に利用する方も多く、２時間かけてゆっくり楽しんでいただきたいそう。
気になるお店の場所は？営業時間は？
黒毛和牛ステーキ 中山は、奈良公園の猿沢池南にある「ならまちセンター」を目標にしてもらうと、そのすぐ近くにあります。完全予約制ですので、まず、ご覧の電話へお問い合わせください。その際、色々相談にも乗って頂けますので気軽に尋ねてみて下さいね。
※この記事は奈良テレビ「ゆうドキッ！」で１２月１８日に放送された内容です。
