ほうじ茶?みるく珈琲チョコレート?静岡県で見つけた「変わりところてん」を実食ルポ

静岡県三島市を抜けて清水町をドライブ中のこと、「富士山の 名水より 造られた」「ところてんの伊豆河童」の文字が目につきました。どうにも気になって車をUターン。入ってみたら、普通じゃないところてんのお店だったのです!

変わり種のところてんの数々

ところてんといえば、酸味のある液体に漬かった寒天の水を切って、酢醤油やゴマなどをかけていただくのが定番です。地方によっては黒蜜をかけますね。

こちらのお店には、二杯酢(酢醤油)、黒糖みつのほか、三杯酢、玄米黒酢、梅ソース、わさびドレッシング、抹茶みつ、珈琲みつ・・・などなど、変わり種のタレがずらっと13種類並びます。

画像の左下にあるところてんは、三人前で、好きなタレを組み合わせるシステムです。伊豆産の天草を100%使い、富士山の雪解け水からなる柿田川湧水の水を使ったところてんです。

1人前のところてんと変わり種のタレがセットになっている商品(下の段)もあります。

特にデザートタイプとして、ところてんを漬けておく保存液をりんご酸をベースにしているものも(上の段)。「白みつあんみつ」「お抹茶づくし」などもありましたが、「ほうじ茶あんみつ(380円・税込)」をチョイス。

そしてなんとカカオが入っているという「チョコろてん」。店員さんオススメの「みるく珈琲(450円・税込)」にしました。

また天草とパールが埋め込まれた「伊豆天草ピアス(1400円・税込)」もお持ちかえりしました。縁がシルバーとゴールドの色味があります。

【実食】ほうじ茶あんみつ

開けてみるとこんな感じです。ところてんとあんとほうじ茶みつのセットです。

ほうじ茶みつは、ほうじ茶が香りながら、甘みが強くてまるで黒蜜のようです。ところてんは柔らかめの感触で、ほうじ茶風味で口がさっぱりします。

試しに豆乳をプラスしてみましたが、これもなかなかの相性でした。

【実食】チョコろてん みるく珈琲

カカオが練りこまれたのがチョコろてん みるく珈琲です。

開けてみると、みるく珈琲の意味が判明。珈琲みつと、スジャータで、合体するとみるく珈琲になるのですね。

珈琲みつだけをかけた状態。

そしてスジャータを入れてみるく珈琲にした状態。

食べてみると、カカオ入りのところてんはあっさり。珈琲みつは濃厚です。こちらも、ところてん特有の酸味がないのが食べやすいです。

食物繊維たっぷりで、カロリーオフなデザートを探している方、ところてんの酸味が苦手な人にオススメ。

個人的にはいずれ、あんこ玉ならぬ、チョコレート玉のように、チョコレート内蔵のものが商品化されたらうれしいです。まったくカロリーオフになりませんが(笑)。

通信販売、三島の甘味処もありますよ。

ところてんの伊豆河童

所在地:静岡県駿東郡清水町伏見184-3

TEL:055-975-0100

営業時間:9:30~17:00(日曜休業)

HP: https://www.izukappa.com/

[All photos by Shio Narumi]

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