バスケットボールの全国高校選手権大会(ウインターカップ)第2日は24日、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザなどで女子の2回戦などが行われ、神奈川代表のアレセイアは京都精華学園に83―92で敗れた。
アレセイアは第2クオーター序盤までに17点のリードを許す苦しい展開。それでも、途中出場の田川玲美(3年)が同クオーターだけで12得点を奪って追い上げムードをつくり、第4クオーターには一時は同点に追いついたが、U18(18歳以下)日本代表の司令塔・高橋を擁する京都精華学園に最後は振り切られてしまった。
5月の左膝前十字靱帯断裂の大けがから復帰し、今大会に懸けてきた田川
は「チームの雰囲気が良くなかったので、流れを変えないといけなかった。結果は悔しいですけど、楽しくできたことに満足している」と話した。今大会限りでチームを去る張一監督(52)は「指導者として、結果は満足できないが、みんなは一生懸命やった」とたたえていた。