年末迎えて 一斉に検問 長崎県警、飲酒運転なし

 飲酒の機会が増える年末を迎え、長崎県警は20日夜から21日未明にかけて、県内の主要幹線道路など21カ所で検問を実施した。速度違反などの道交法違反容疑で43件を摘発したが、飲酒運転はなかった。
 県警交通指導課によると、摘発は速度違反25件、免許証不携帯9件、一時不停止4件、シートベルト未着用2件、信号無視2件、初心者マーク忘れ1件。逮捕者はいなかった。
 同課によると、県内の飲酒運転による事故は今月20日現在、前年同期比12件増の52件。「飲んだら乗らない、乗るなら飲まないを徹底し、歩行者も酒が入るとルール違反をしがちなので横断歩道を利用する、道路横断の際は安全を確認するなど基本的なルールを守ってほしい」と呼び掛けている。

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