今年3月に閉校した多良木高(多良木町)の同窓会は18日、同校跡地の活用について、同窓生の心のよりどころとなる「メモリアルホール」を敷地内に設置するよう求める要望書を県教育委員会に提出した。
同窓会の味岡峯子副会長らが球磨支援学校(同町)を訪れ、県教委の牛野忠男・特別支援教育課長に手渡した。要望書は、同窓生や地域住民が気軽に訪れることができる場所の確保を求めており、候補地として旧セミナーハウスの活用を挙げている。
同校跡地について、県教委と町は、球磨支援学校と多良木中を併設移転する方針を示している。(園田琢磨)
熊本日日新聞 2019年12月19日掲載