BOYS AND MEN「ガッタンゴットンGO!」をリリース! 劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X」主題歌に抜てき

BOYS AND MEN「ガッタンゴットンGO!」をリリース! 劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X」主題歌に抜てき

12月27日から全国公開される劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA‐X」。その主題歌にBOYS AND MEN(以下、ボイメン)が歌う「ガッタンゴットンGO!」が抜てき! 同局のシングルを12月25日にリリースする。 ボイメンのメンバーに、楽曲の魅力や2020年の目標などを語ってもらった。

──新曲「ガッタンゴットンGO!」は劇場版「新幹線変形ロボ シンカリオン~」の主題歌。テレビアニメの主題歌に引き続き、映画版にも抜てきされるというのはすごいことですよね。

辻本達規「うれしいですね。映画ができるってなった時に『絶対、俺たち(主題歌を)やりたいよね』とみんなで話していたので、決まった時はみんなでめちゃくちゃ喜びました」

本田剛文「劇場版となったら、もっとビッグネームの方になったりするんじゃないかなって、そわそわしたけど(笑)」

辻本「テレビアニメのオープニング『進化理論』は、最初半年の予定が1年半も続いたんですよ」

水野勝「僕たちを知らない方々もこの曲を聴いてくれて、一番最初にミュージックビデオが100万再生いったのが『進化理論』だった」

本田「今は200万を超えてね」

辻本「あと、『新幹線変形ロボ シンカリオン』の公式Twitterが、放送直前になると(歌詞のフレーズ)“ガンガンズダンダン!みんな起きて”とかつぶやいてくれるんですよ。そういうツイートを見ると、『シンカリオン』の皆さんも愛してくれてるんだなと、ありがたい気持ちになってました」

勇翔「『シンカリオン』のツイートをリツイートしてる知り合いを見つけて、その後に会った時には『シンカリオン』について話したりっていうのもありました」

辻本「なかなかないですよ。勇翔からコミュニケーションとるなんて(笑)」

勇翔「ははっ。意外な人だったんで。もしこの映画の主題歌の評判がよければ、ずっとボイメンを使ってほしいなっていうのはありますね。『シンカリオン』=ボイメンみたいなイメージになればいいなと思います」

──「ガッタンゴットンGO!」のお気に入りポイントを教えてください。

小林豊「僕は2番のサビのとこが好き。♪僕らの進化は続くっていう部分は、シンカリオン自体がどんどん進化していくっていうのもあるし、“ボイメンの進化は続く”って自分たちにも投げかけている気がして好きです」

吉原雅斗「僕は圧倒的にサビですね。1回しか聴いてなくても、そこだけは完ぺきに歌えるぐらいの魔力があるので。大好きなところです」

田村侑久「僕のMPポイントは…」

吉原「マジックポイントのこと?」

田村「魔力的なとこ?(笑)。♪拳今突き上げて~のところ、僕は歌ってないんですけど(笑)、いつもここを聴くとエナジードリンクを飲んだ感じになります」

辻本「やる気が出るっていうこと?」

田村「なんかこう、エナジーを注入される感じでボイメンらしいというか。振り付けもガツガツしているし。エナジーチャージ」

辻本「じゃあエナチャでいい?(笑)」

田村「エナチャ。MP=エナチャで」

辻本「伝わりづらい(笑)。『進化理論』はオープニングテーマだから、始まるぞ!っていう爽快感のある感じだったんですけど、今回の『ガッタンゴットンGO!』は映画の一番いいところでかかる曲なので、少しずつ盛り上がっていって、サビでは未来に向かっていく感じが出てる。1曲の中にもいろんな表情のある曲に仕上がったなと思います」

──今回のシングルには、はなわさんの「大阪府」のリアレンジも収録されています。

平松賢人「大阪で冠番組『BOYS AND MAN のなにわ統一大作戦 ヤベー敵地にいざ出陣!』(MBS)が始まって、そのテーマソングです。僕らは今まで名古屋を拠点に活動してきたけど、大阪でもこの曲とともに僕らを愛してもらえたらいいなと思います」

──大阪のあるあるを歌った曲ですけど、面白いと思った歌詞はありますか?

水野

「“梅田の街はマジダンジョン“っていうのは、ゴロもいいし言いたくなる。でも、梅田の地下ってそんなダンジョンなの?」

小林

「僕は大阪に住んでいたことがあるんですけど、住んでた時ですら梅田は難しかった。“あれ? ここ前に出たとこと違う”みたいな感じになって。出てからも歩道橋ないからどっから渡ったらいいんやろう…とか。いろいろありすぎてナビ通りに絶対着かない(笑)」

土田拓海

「“ツッコミしないと非国民”っていうのは大阪っぽいのかなって。笑いとかに厳しそうなんで」

辻本

「でら薄いやん(笑)」

勇翔

「“ヒョウがアフリカよりも確実に多い”っていうのは検証してみたい」

辻本

「いやいや、アフリカの方が多い(笑)」

勇翔

「アクセサリーとかも含めて」

吉原

「でもヒョウ柄一頭分で1カウントよ、それは。上半身2枚で1頭分よ」

辻本

「毛皮と一緒だもんな。どんだけとれたかっていう面積の話だから」

本田

「厳しいルールが(笑)」

──「なにわ統一大作戦」は、皆さんも大阪をよく知れる番組になりそうですね。

水野「最初のロケで西成に行ったんですよ。スタッフさんがUSJとか道頓堀のグリコの前でロケをスタートにしたくないって」

辻本「でも俺らはそんなに大阪を知ってるわけじゃないから、あんなにコアなところからスタートしなくてよかったんですけど(笑)」

本田「大阪市24区を巡っていくらしいので、いずれ街の方にも出てくるとは思うんですけどね」

──“統一大作戦”ということは、24区統一を目指すんですよね。

田村「各エリアのモノとか人と戦って、勝ったら一応その土地をいただくっていうことで」

本田「それでボイメンVS西成区っていうとこでスタートしたんですけど」

田村「だいぶ強敵でしたね」

辻本「西成ゲットできんかったしな。もう完全制覇無理っていう(笑)」

吉原「ロケハンした?っていうぐらい無謀なチャレンジだったから(笑)」

──TVerなどでも視聴できるということなので、楽しみにしてます! そしてもう1曲「粋やがれ」も収録されています。こちらはすでにファンにも披露していて好評ですね。

田村「振り付けも結構昭和っぽい感じのバックダンサーみたいな感じで、ファンの子も(だんだん小声になって)…けっこ…う好きっぽいっす」

全員「ははははっ!」

辻本「もっとうまくしゃべれよ!“昭和のバックダンサーっぽい振り付け”でしょ?」

田村「うん」

平松「タムタムので伝わってたらいいですけれども、昭和の歌謡ショーについていたバックダンサーさんみたいな動きを僕らで再現してるんですよ。それが令和の時代に見ると逆に新しいし、昭和の時代を生きた人たちからすると懐かしいしみたいな。ボイメンの中では珍しくバチバチに踊ってるゾーンもあるので、ファンの子からは好評な感じですね

──では最後に、2020年の目標を聞かせてください!

小林「来年はアリーナツアーが決定しているので、満員御礼になったらいいなと思います!」

平松「そうだね。即完ってニュースで言われたいよね」

田村「3秒!」

平松「“ボイメンのアリーナツアー、○秒で即完!”みたいなニュースの見出しを見たい。個々で全国区の番組に出る回数が増えてきたんですけど、“BOYS AND MEN”っていう名前は知ってくれてるけど、個人はまだ分かってもらえてなかったり、“辻本達規”は知ってるけどBOYS AND MENとつながってなかったりっていうのがあると思うんですよ。だから来年はそこがもう少しリンクしていけたらいいなと思いますね。(満足そうに)よしよしっ」

本田「仕事したね(笑)」

【プロフィール】


BOYS AND MEN
2010年結成。東海エリア出身・在住のメンバー10人で構成されたエンターテインメント集団。12月25日にニューシングル「ガッタンゴットンGO!」をリリースする。

取材・文/加治屋真美
撮影/蓮尾美智子

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