酒気帯び運転でフェンスや水銀灯に衝突 川崎市職員を懲戒免職

川崎市役所

 川崎市は25日、酒気帯び運転して物損事故を起こしたとして、麻生区役所の男性職員(38)を懲戒免職処分にしたと発表した。

 市によると、男性職員は3月6日、同区の新百合ケ丘駅周辺で、職場の懇親会と2次会に参加して飲酒した。帰宅するために区内のコインパーキングに駐車していた自家用車に乗り、出口のゲートバーを壊したほか、同区王禅寺東5丁目で住宅のブロック塀や金網フェンス、水銀灯などに衝突した。

 男性職員は、道交法違反(酒気帯び運転)の罪で略式起訴され、7月29日に罰金50万円の略式命令を言い渡された。

 また、自宅で食事した後に寝過ごして市バスの運行を遅らせたとして交通局鷲ケ峰営業所の男性運転手(49)を停職4カ月に、JR南武線内で女子高校生に痴漢行為をしたとして健康福祉局の男性職員(35)を停職1カ月の懲戒処分にしたことも明らかにした。処分はいずれも25日付。

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