待機児童数は113人 相模原市、保留児童数は1004人

相模原市役所

 相模原市は25日、10月1日時点の待機児童数が前年同日比で117人減の113人だった、と発表した。利用申込者は716人増の1万4385人で過去最多を更新した。

 市こども・若者政策課によると、待機児童は、希望の認可保育所などに入れなかった「保留児童」から、市認定保育室などの利用者、育休中で復職の意向がないことを確認できた申請者らを差し引いた数。保留児童は1004人で74人増えた。

 待機児童を年齢別にみると、0歳児が73人で突出し、1歳児(28人)、2歳児(9人)、3歳児(2人)が続いた。0~1歳児で全体の89.4%を占めた。

 区別では南区が74人で最も多く、次いで緑区(21人)、中央区(17人)だった。

 市は施設を増やすなどの対策を講じ、19年度の受け入れ枠は595人分拡大した。

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