横浜発着クルーズが人気! 客船寄港数が過去最高に 外国船が増加

外国客船が寄港してにぎわう横浜港=23日、横浜港大さん橋国際客船ターミナル

 外航クルーズ市場が拡大する中、横浜港の2019年の客船寄港数が予定を含めると188回となり、過去最高だった17年の178回を上回ることが分かった。20年は予約が260回に達しており、さらににぎわいが増しそうだ。

 横浜発着クルーズを展開する外国客船の寄港が増加。今年の大型連休中は国内で初めて外国客船4隻が同時着岸した。

 4月には、超大型船を受け入れる大黒ふ頭客船ターミナル(同市鶴見区)がオープンし、10月には日本初の商業・ホテルとの複合施設である新港ふ頭客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」(同市中区)が開業したことも寄港増に貢献した。

 横浜市によると、20年は横浜発着クルーズの人気を背景に客船寄港数が2年連続で過去最高を更新する見通しで、港内の物流岸壁で客船を受け入れるなど対応を進めることにしている。

© 株式会社神奈川新聞社