千葉雄大がみやびな光源氏に!「いいね!光源氏くん」連ドラ化

千葉雄大がNHK総合で2020年4月にスタートする連続ドラマ「いいね!光源氏くん」(土曜午後11:30、開始日未定)で光源氏役を演じることが分かった。千葉は「光源氏を演じる日が来るとは思っていなかったので、びっくりしておりますが、みやびに取り組んでいきたいと思います」と意気込みを語っている。

原作は女性コミック誌で連載中のえすとえむ氏による同名人気コミック。「源氏物語」の中で、みやびの世に生きていた平安貴族・光源氏が、まったく世界観の違う現代に出現。当たり前に見える現実世界とのギャップに驚いたり、楽しんだりする光源氏と、ヒモ同然のように彼を住まわせることになる、地味で自分に自信がない今風のこじらせOL・沙織による千年の時を越えた“いけめん”居候コメディー。沙織を伊藤沙莉が演じるほか、沙織の妹・詩織を入山杏奈、頭中将(とうのちゅうじょう)を桐山漣が演じる。

藤原沙織(伊藤沙莉)が会社から帰宅した週末、非日常の解放感に浸るためバリで買ったすだれとお香をセットしてうたた寝していると、突然すだれをくぐって昔の衣装をまとった男(千葉雄大)が現れる。沙織は不審者と思って警察に来てもらうが、尋問中、男がイケメンで平安時代の扮装(ふんそう)をしていることから、ふと“光源氏”を思い出し、その名前を口にする。男はさも自分が光源氏と言わんばかりに沙織に抱きつき、カップルの痴話げんかと思い込んだ警察は退去。沙織は、ただのコスプレーヤーだと思う男が「事情があって帰るところもない」と聞き、人助けのつもりでしばらく住まわせることにする。ところが、妹の詩織(入山杏奈)にこの同棲を知られたり、やがて源氏物語で光のライバル?の中将(桐山漣)も出現し…。

千葉は「愛される作品を目指してスペクタクルな仕掛けも借りつつ、超ド真面目に演じます。そして、伊藤沙莉さんとの共演とてもうれしいです」とコメントを寄せている。

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