ホテル京阪(大阪市)は26日、比叡山にあるホテル「ロテルド比叡」(京都市左京区)を2020年4月から運営すると発表した。15年から業務委託していた星野リゾート(長野県)が契約により3月末で運営を終了することが決定済みで、委託前と同様に京阪グループ直営に戻る。
同ホテルは京阪電鉄が1999年にフランスの別荘をイメージしたリゾートホテル「ロテル・ド・比叡」として開業した。全29室で、現在はホテル京阪が保有する。
4月以降は気軽に利用できるカジュアルリゾートホテルとして運営する。国内外の観光客の利用を想定し、地元食材を使ったバーベキューやコマ回しのような日本の遊び、延暦寺でのお勤めなどの体験プランに力を入れる。