百貨店、SCで福袋の準備大詰め 試合観戦、土ひねり…体験型充実

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福袋を準備する天満屋岡山店の従業員

 岡山県内の百貨店やショッピングセンター(SC)で新年の初売り準備が大詰めを迎えている。主役の福袋は、地元スポーツチームの試合観戦や土ひねりといった地域密着の体験型商品を充実させるほか、住宅、輸入車などの高額品も用意。各店は趣向を凝らした品ぞろえで集客を図る。

 百貨店の初売りは1月2日から。天満屋岡山店(岡山市)は約2万個の福袋を用意し、体験型商品は10種類と前年の2倍に増やす。卓球Tリーグ男子のシーズン最終戦に臨む岡山リベッツをコートサイドで応援するペア券を1組2020円で販売。客船を貸し切って旭川土手や犬島の桜を楽しむ花見ツアー(1人2020円)もPRする。

 店内では「新年最初の運試し」と銘打った抽選会を実施。1等は長崎県佐世保市の大型リゾート施設・ハウステンボスの入園パスポート付きツアーなどを用意する。「令和最初の正月を夢のある商品や景品で盛り上げたい」と同店。

 1万個を用意する岡山高島屋(岡山市)は、英国発の人気アニメ「チャギントン」のキャラクターをモチーフにした車体で同市内を走る路面電車の乗車券(親子ペア3500円)を売り込む。ほかにも瀬戸内市の陶芸施設で電動ろくろを使い器を作るといった身近な場所で体験できる商品を充実させる。大手住宅メーカーの新築住宅(2200万円)、スウェーデン・ボルボのスポーツセダン(480万円)といった高額品も準備する。

 イオンモール岡山(岡山市)は約2万個を売り出す。元日はアイスクリームやうどん店などのテナントが福袋を扱う専用ブースを開設する。核テナントのイオンスタイル岡山は別に約3千個をそろえ、家電など指定商品2点を組み合わせる大福袋(税別15万円)を推す。

 JR岡山駅直結の岡山一番街とさんすて岡山は2日が初売りで、衣料品や雑貨などの約6400個を扱う。アリオ倉敷(倉敷市)は元日から約1万個を販売する。