全国高校ラグビー きょう開幕 長崎北陽台 桐生第一と対戦 ひた向きに一戦一戦

 第99回全国高校ラグビー大会は27日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。各都道府県代表の51校(北海道2、東京2、大阪3)が出場。午前10時半からの開会式に続き、正午から1回戦8試合を実施する。桐蔭学園(神奈川)、京都成章などAシード3校、東福岡などBシード10校は30日の2回戦から出場。来年1月3日の準々決勝、5日の準決勝のカードは再抽選する。
 長崎県代表の長崎北陽台は27日の1回戦第1試合(12時・第3グラウンド)に登場。県勢11年連続初戦突破を懸けて桐生第一(群馬)と対戦する。順当ならば、2回戦(14時30分・第2グラウンド)で春の全国選抜大会王者の桐蔭学園とぶつかることになりそうだ。
 長崎北陽台は2年連続18度目の出場。昨冬は公立校として唯一の8強入りを果たした。今季は7月の全国7人制大会で4強入り。故障者に苦しんだシーズンだったが、FWはロック亀井、バックスはCTB岡崎、FB山口を軸に、最後はしっかりと全国レベルのチームに仕上げてきた。
 チームは25日に現地入り。品川監督は「仕上がりは上々。戦い方も統一できた。あとは、それをどれだけパフォーマンスできるか」、主将の岡崎は「負けたら終わりの大会。このメンバーでやれるのは最後なので、一戦一戦を大事に、ひた向きにやりたい」と気合十分の様子だった。

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