スールシャール監督のもとで復活を目指すマンチェスター・ユナイテッド。
年始にはアーセナルとのリーグ戦、宿敵シティとのカップ戦が控えている。
ここでは、『sportskeeda』による「今季のユナイテッドで最速のスピードを叩き出した選手TOP3」を見てみよう。
3位 ジェシー・リンガード(33.43km/h)
得点の少なさから批判も浴びているリンガード。ただ、ELアスタナ戦では得点感覚を取り戻すようなゴールも決めてみせた。
得点に関わらず、彼はスールシャール監督のスタイルにおいて重要な存在なままだ。指揮官のハイプレスなシステムにおいて、リンガードはトップ下で輝く。
相手を封じるためのエネルギーとコミットメントは彼のプレーにおける重要な要素だ。ただ、チームにとって不可欠な存在となっている最大の理由はスピード。
アカデミー上がりの彼はクラブ内最速選手のひとりであり、チームが相手を切り裂く時にはそのスピードが有用になる。
シティ戦ではチームトップの11.88kmを走破したほか、34.33km/hというトップスピードも叩き出した。
(なお、本人は、母が病にあるため弟たちの面倒を見るなど難しい時期を過ごしていると明かしている)
2位 ダニエル・ジェームズ(35.70km/h)
今季スウォンジーからユナイテッドへ移籍してきた彼についての最初の情報はとにかく速いということだった。
ジェームズは逸材と期待されていた選手だったが、ユナイテッドのスカウトチームはこの宝石を発掘したことについて称賛されるべきだ。
ピッチ上の姿勢は完璧であり、ピッチに立てばいつでも全力を尽くし、相手から標的にされても個性の強さを見せつけている。
すさまじい速さを持つジェームズのスピードはどんなDFにとっても悪夢だ。ユナイテッドでも屈指の速さを誇り、試合では何度もチーム内最速ラップを叩き出している。
シェフィールド戦では圧巻の35.70km/hを記録した。
1位 マーカス・ラッシュフォード(36.32km/h)
今季の彼は絶好調だ。すさまじいゴールラッシュを記録し、プレミアリーグで最も危険な選手のひとりとしての地位を急速に確立しつつある。
リンガードとジェームズはスピードが最大の武器であるが、ラッシュフォードは圧巻の速さだけでなく素晴らしい得点力も兼ね備えている。
ラッシュフォードがユナイテッドの最強の武器であるのは間違いない。さらに、現在クラブ最速の選手でもある。
彼が解き放たれた時のスピードとパワーに匹敵するものを持っている選手は世界にもほとんどいない。パレス戦では驚異的な36.32km/hを記録している。