今年“チャラ男漫才”で大ブレークしたお笑いコンビ・EXIT（りんたろー。、兼近大樹）が、コンビ結成2年にして初のMCを務める番組「EXI怒」が、12月28日（午後11：20）にテレビ朝日系で放送される。コンビ名の由来が「すべての人のつらいこと、ストレスの出口になれれば」というEXITは、この番組を通してさまざまなことで悩み、訴えたいほど怒っている現役高校生たちの怒りの出口を見つける手伝いをするため、真正面から向き合っていく。
番組では高校生たちが見守る中、“怒れる現役高校生”がスタジオに登場し、それぞれが怒りや悩みをぶちまけ、EXITと一対一の真剣討論を繰り広げる。「ギャルママへの世間の当たりが強すぎることに怒っている！」「やせてる女子が好きな男子に怒っている」といった高校生の叫びに、EXITも思わず熱い討論を展開。「狭いコミュニティーにとらわれるな！ まだまだ視野がせまい！ 絶対にそんなこと気にしなくなる」と、いつもの“チャラさ”を封印したアドバイスで、文字通り“出口”を示していく。
じっくりと腰を据えて、高校生たちの生の声に触れる機会を得たりんたろー。は「普段は高校生と面と向かって話す機会がないから、今回はちゃんと話して、いろんな意見を交換できて、めちゃくちゃ新鮮でした！」と満足げな表情。また、兼近は「『こんなことで悩んでるんだぁ』ってこともあったり、逆にオレらと同じような悩みもあったりして…。考えてみれば、高校生とオレって10歳くらいしか変わらないもんね。そりゃ人間、そんなに変わんねぇな！ ただ、オレは高校生より、ちょっと大人のふりがうまくなったというだけで…。たぶん根本はほぼ変わらないんだと思う。なんなら、高校生よりオレの方が精神年齢は低い可能性があるから（笑）」と今の高校生への印象を述べた。
また、33歳のりんたろー。が「オレは高校生の倍、生きてるのよ！ だとしたら、オレは薄っぺらいよね。今日も倍の経験値を話せたかっていうと…疑問（笑）」と苦笑いすると、兼近は「実はこの番組、年齢層が高校生よりも上で、若い世代のことが分かんない人たちが見た方が面白いと思う」と等身大の若者の本音を引き出せた自信をみせた。りんたろー。もその意見に同意し、「収録して感じたのは、若い世代と大人の感覚がだいぶズレてるということ。それを大人の視聴者にも感じてほしいですね」とアピールした。
