「すぐ捨てたかった」 ごみ22キロ、川に不法投棄 相模原市消防職員を減給

相模原市役所

 部屋を片付けた際に出たごみを川に不法投棄したとして、神奈川県相模原市は27日、市消防局の男性職員(23)を同日付で減給2カ月(10分の1)の懲戒処分にした、と発表した。

 市消防総務課によると、男性職員は3月23日午前0時15分ごろ、段ボールやヘルメット、衣類などごみ約22キロを袋に入れ、東京都東村山市内の川に投棄した。

 袋の中に、氏名や住所が記載された書類もあったことから、男性職員と判明。廃棄物処理法違反の疑いで書類送検され、10月に不起訴処分となった。

 市の聞き取りに対し、男性職員は「ごみをすぐに捨てたかった」と説明。「自分の身勝手な行動で、多くの人に迷惑を掛けて申し訳ない」と謝罪したという。

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