南野拓実が加入することになったリヴァプール。もちろん世界最高クラスのチームであり、これまで多くの選手を獲得してきた。
今回は『PlanetFootball』から「リヴァプールがこの10年間で外から獲得した選手のTOP15」をご紹介しよう。
15位:ジョエル・マティプ
リヴァプールの多くのファンがあまり納得していない補強であったが、アンフィールドで非常に成長を見せた。特にアリソンやファンダイクなど余裕あるディフェンスができる選手に囲まれているときは、彼のポテンシャルが発揮できる。
14位:ダニエル・スターリッジ
明らかに才能豊かであったが、定期的に怪我でイライラさせられることになったスターリッジ。欠場期間があまりにも長かったとはいえ、ルイス・スアレスとコンビを組んだときの素晴らしさは忘れられない。
13位:ラヒーム・スターリング
多くの浮き沈みがあったものの、QPRからわずか60万ポンド(およそ8730万円)でやってきた15歳の選手は、5年後に5000万ポンド(およそ72.8億円)ほどで売却されることになった。
12位:ファビーニョ
アンフィールドに落ち着くまでにはかなり時間を要したものの、ベストパフォーマンスを発揮し始めれば、リヴァプールの中盤に足りないピースの一つだったことは明らかにわかった。
11位:ジョルジニオ・ワイナルドゥム
信頼性の高いMF3名はユルゲン・クロップのサッカーの中で非常に重要なもの。ワイナルドゥムはその中でも政権初期に獲得され、思った以上にハマった。
10位:ジョーダン・ヘンダーソン
スティーヴン・ジェラードの後継者が必要だったリヴァプール。ヘンダーソンは前任者ほど派手ではないが、キャプテンとして素晴らしい働きをしている。
9位:ジェームズ・ミルナー
「試合前の彼との話し合いがなければ勝てなかった」と、CL決勝のトッテナム戦後に語ったクロップ監督。ピッチ内での指揮官としてリーダーシップを見せており、ユーティリティ性も豊か。これほど使いやすい選手はいない。
8位:アリソン
この10年間でペペ・レイナ、ディエゴ・カバリエリ、ブラッド・ジョーンズ、ドーニ、シモン・ミニョレ、ダニー・ウォード、アダム・ボグダーン、ロリス・カリウス、アドリアンら。比較してみれば、アリソンは本当に傑出している。
7位:ロベルト・フィルミーノ
クロップ監督のサッカーを完璧に具現化する3トップ。フィルミーノはマネやサラーほどゴールは決めないが、行うすべてのプレーが相手にとって危険なものとなる。
6位:フィリペ・コウチーニョ
インテルからわずか850万ポンド(およそ12.4億円)で獲得したコウチーニョは、アンフィールドで目覚ましい活躍を見せ、なんと5年後に1億4200万ポンド(およそ206.7億円)で売られた。あまりにも大きな利益となった。
5位:サディオ・マネ
ユルゲン・クロップは彼を愛している。リヴァプールファンは彼を愛している。そしてもちろん彼もリヴァプールを愛している。そんな存在だ。
4位:ルイス・スアレス
リヴァプールでの彼はとてつもなく素晴らしいストライカーであったことに異論はなかろう。リーグ優勝まであと僅かまで迫ったとき、スアレスの貢献度は非常に高かった。
3位:モハメド・サラー
サラーはリヴァプールにやってきてから86試合に出場して60ゴールを決めた。全公式戦でも123試合で80ゴール。その記録だけでも素晴らしさがわかる。
2位:フィルヒル・ファンダイク
2017年夏に彼を獲得することに失敗したものの、リヴァプールは半年間待った上で再挑戦。忍耐強く交渉を進めるだけの価値を持った選手であったことは、今や誰もがわかっているはずだ。
1位:アンディ・ロバートソン
クロップが獲得した選手の中でも最もお買い得だった選手だろう。今や世界最高クラスのサイドバックであるが、彼はハル・シティからわずか800万ポンド(およそ11.6億円)で獲得されたのだ。