緩む冬型 日本海側の降雪は弱まる

きょう28日(土)は、日本の西に高気圧、東に低気圧があり、典型的な冬型の気圧配置である西高東低となっています。そしてこの冬型の気圧配置は、次第に西から緩んでいく見込みです。ですので、山陰から北海道日本海側にかけての降雪・降水は弱まっていくでしょう。

一方できょうからあす29日(日)にかけて、東日本太平洋側では風同士がぶつかり合い、雨雲が発生する可能性があります。降水は海上中心の見込みですが、静岡や神奈川ではにわか雨があるかもしれません。

また、あすの午後は西から天気が崩れ始め、西日本を中心に雨が降る見込みです。日本海側の地域でも、弱い雪や雨が降る所もあるでしょう。

気象予報士・吉澤 巧

画像について:28日午前9時の天気図と衛星画像。

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