平塚と大磯の市町境を流れる花水川の中州に28日、南米原産のカピバラとみられる動物がいるのを、野鳥カメラマンの岡根武彦さんが見つけ、撮影した。藤沢、茅ケ崎市内で6月以降、カピバラの目撃情報が相次いでいる。
岡根さんによると、同日午後2時半ごろ、野鳥探しのため、平塚市山下の花水川沿いを歩いていたところ、対岸の中州にカピバラとみられる動物を偶然、見つけた。草を食べたり、ごろごろと昼寝をしたりしていたという。
岡根さんは「数日前から花水川周辺で目撃情報が相次いでいた」と説明し、「野生とは思えない。どこからか逃げ出したのでは」と推測。「もうじき子(ね)年だから出てきたのかも」とも話した。