年末年始は暖気のち寒気

今冬は西高東低の冬型の気圧配置が長続きせず、高気圧と低気圧が交互に通過しています。年末の29日は、大きな移動性高気圧に覆われるため西~北日本の広い範囲で晴れる見込みですが、午後は西日本から雲が広がり、九州では昼過ぎには雨の降り出す所がある見込みです。30日~31日は、北海道を前線を伴った低気圧が通過するため、全国的に雨となります。北海道では暖気が入って、この季節としては暖かくなり、札幌の30日の天気予報は「曇りのち一時雨」です。
元日以降は、冬型の気圧配置がしばらく続き、寒気が南下して気温が急降下します。札幌では、最高気温が0度未満という真冬日が続きます。

気象予報士・饒村 曜

画像について:図 今冬の札幌の最高気温と最低気温の推移(12月29日~~1月4日は気象庁、1月5日~13日はウェザーマップの予報)

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