「民間視点」で活性化を 藤沢駅北口に〝にぎわい〟作り

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社会実験でこたつに入って温まる人たち=11月、藤沢駅北口のサンパレット

 民間の視点で藤沢駅北口のにぎわいづくりを進める「藤沢駅周辺地区エリアマネジメント」(代表・山田秀幸フジサワ名店ビル社長)が12月、発足した。リニューアルオープンしたペデストリアンデッキなどを利用し、さまざまな企画を計画。2020年度は藤沢市からの委託を見込み、試行的にマルシェ(市場)などの展開を検討している。

 一般社団法人の「エリアマネジメント」は、藤沢商工会議所、角若松、フジサワ名店ビル、小田急電鉄、江ノ島電鉄、グッドイーティングの6社・団体で12日にスタートした。同商議所に事務所を置いている。

 当面は駅北口のペデストリアンデッキと、地上の自転車・歩行者専用道路「サンパレット」の計6100平方メートルで活動を展開する。11月には設立準備会の主催でサンパレットに人工芝を敷き、ニュースポーツを楽しんだり、こたつで将棋などのゲームをしたりする社会実験を実施した。

 市は20年度中に広場条例(仮称)を成立させ、21年度から藤沢駅周辺の公共的空間を指定管理できるようにする方針。にぎわい創出とともに、収益事業の展開や質の高い維持管理を期待している。全国の大都市での導入例はあるが、湘南地域では初めてという。

 同駅周辺は20年度から北口の地下通路をリニューアルするなど、今後も再整備事業が進む。「エリアマネジメント」はこれらの指定管理者となることを目指している。山田代表は「民間のアイデアを生かし、これまで以上に人が集う場にしていきたい」と話している。