鏡餅そっくりエコなせっけん 1月14日から“お供えくずし”を無料配布

 廃食用油を再利用した環境に優しい「鏡餅」風せっけんが24日、諫早市東小路町の市役所本館と別館の1階にお目見えした。
 せっけんの直径は下段37センチ、上段29センチ。コノシロやスルメなどが飾られ鏡餅そっくり。市内の主婦ら5人で取り組む「真崎西諫早石けん研究グループ」が廃食用油に水質浄化能力が高い有用微生物群(EM)などを加え、天日干しして完成させた。環境について考えてもらおうと2004年から市に寄贈している。
 1月14日午前10時から“お供えくずし”をし、小分けしたせっけんを来庁者に無料で配る。同グループの種村綾子代表(83)は「エコな廃食油せっけんは、靴下や運動靴の泥汚れに効果があると好評。市役所環境政策課の窓口でも無料配布しているので、手に取ってほしい」と呼び掛けている。

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