画像は『AAA FAN MEETING ARENA TOUR 2019 ~FAN FUN FAN~』より
12月31日、「AAA」のリーダー・浦田直也さんのグループ脱退が公式サイトで発表され、ファンの間で悲しみの声が広がっています。浦田さんは、2019年4月に面識のない女性への暴行容疑で逮捕され、所属事務所から無期限謹慎処分を受けていました。今後は個人での活動を行っていくとのことです。
そんな中、エイベックス株式会社CEOの松浦勝人さんが、浦田さんから受け取ったとされるメッセージを自身のTwitterで公開しています。そこにはこれまでの活動に対しての想いや、過ちへの後悔、松浦さんへの感謝の気持ちなどが綴られていました。そして最後は『2019年、たっぷり反省と後悔をしました。この思いを忘れる事のないよう、2020年から新たな思いで頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。ボスには本当に感謝です。長々と失礼しました』といった言葉と、舌を出して笑う3つの絵文字で締めくくっています。
こうした浦田さんの想いを公開した松浦さんに感謝のコメントが殺到する一方で、最後の絵文字に違和感を抱いたファンも少なくなかったようです。
Twitterなどでは、「最後の絵文字はなんですか」といった声をはじめ、
「感動しとったのに最後の最後で ん？ってなった。明らか直也くんじゃないやんこれ」
「これ、本当に直也くんですか？ 絵文字といい、ボス呼びといい…嘘なら相当タチ悪いと思いますが…」
「松浦さんがファンを想って手紙を公開してくれたのは嬉しいけど、結構本気であの絵文字なに？って感じ。松浦さんが絵文字をつけたとしても、直也くんが本気で絵文字つけたとしても、は？ってなる。正直」
「絵文字だけでなく文章に反省の色を感じず、やっちまったけどがんばるわ〜みたいに軽く見える文章からのあの絵文字…世間は2人の関係は友達ではなく社長と犯罪をした所属アーティスト」
といった声が寄せられ、中には絵文字を松浦さんが付け加えたのではないかという疑惑まで浮上してしまいます。
この事態に、松浦さんは、
『俺と浦田の関係の中での手紙の最後に絵文字をつけたらいけねぇのかよ。おまえら最後に照れ隠しな絵文字とかつけたりしねぇのかよ、全く馬鹿が多くてくだらなくて、こっちは浦田直也の心境教えてやりたいからあえて公開したのにそんなことまで揚げ足取るんかい。だから日本は終わるんじゃい』
などと反論。そして、松浦さんの反論に同調するように
「社長さんと直也くんの2人のやり取りの手紙に絵文字がふざけてるとか言ってる人怖いな…。2人だけのやり取りなわけで外部の人間が口出ししたらダメだと思うな。ようは、プライベートだし」
「これって松浦さんに送ったものだからね。この2人の信頼関係だからこそ、絵文字も使えたんだろ」
「別にファンに向けて書いたわけでもないのに何でファンが怒るの」
といった声も寄せられていました。
プライベートでのやりとりは自由とはいえ、会社の代表としては公開する前に誤解を与えないような添削は必要だったのかもしれません。ファンはともかく、被害者の女性がこれを見てどう思うか、その考えや配慮が欠けているように思いました。（文◎絹田たぬき）
