レンジャーズ ベテラン内野手・フレイジャー獲得を検討か

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新球場元年のシーズンに向けて三塁手の補強を目指すレンジャーズは、ノーラン・アレナード(ロッキーズ)の獲得に乗り出していることが報じられている。また、ダラス・モーニング・ニュースの報道によると、レンジャーズはフリーエージェントの内野手、トッド・フレイジャーの獲得にも興味を示しているようだ。アレナードのトレードが成立する可能性は低いと見られており、フレイジャーはレンジャーズにとって、より現実的な選択肢となるだろう。

2018年限りで引退したエイドリアン・ベルトレイのように、チームの顔となる三塁手としてアレナードの獲得を望んでいるレンジャーズだが、高額年俸、トレード拒否権、オプトアウト条項などトレード成立に向けての障壁が非常に多く、関係者の大半がアレナードのロッキーズ残留を予想している。そんななかでレンジャーズのチーム状況にフィットする存在となり得るのが現在33歳の内野手、フレイジャーだ。

フレイジャーはメッツとの契約最終年となった昨季、133試合に出場して打率.251、21本塁打、67打点、OPS.772を記録。不本意な成績(打率.213、18本塁打、59打点、OPS.693)に終わった2018年から盛り返し、まだメジャーのレギュラーとして十分にやれることをアピールした。また、左腕に対して強さを発揮し、打率.294、8本塁打、OPS.913の好成績を残している(対右腕は打率.234、13本塁打、OPS.716)。

レンジャーズは主力打者に左打ちの選手が多く、ニコラス・カステヤーノスやマーセル・オズーナといった右打ちの外野手の獲得を狙っていることが報じられている。よって、右打ちの三塁手であるフレイジャーは三塁手の補強という点だけでなく右打者の補強という点においても、レンジャーズのニーズに合致する存在である。また、もしアレナードの獲得に成功したとしても、左打ちのロナルド・グスマンとのプラトーンで一塁手として起用することもできる。

現時点ではアレナードの獲得は現実的な話ではなく、レンジャーズは今後、フレイジャー獲得に向けての動きを本格化させることになるかもしれない。