佐世保独楽 勝負に熱中 大会最多165人参加

真剣な表情で佐世保独楽を土俵に投げ入れる子どもたち=佐世保市島地町

 新春独楽廻(こままわ)し大会(佐世保独楽保存推進会主催)が2日、佐世保市島地町の島地公園であり、幼児からお年寄りまでが伝統の遊びを楽しんだ。
 過去最多の165人が参加。幼児、小学校低学年、小学校高学年、女性、大人、外国人の六つの部に分かれ、佐世保独楽が土俵で回る時間の長さを競った。掛け声とともに、参加者は勢いよくこまを投げ入れて対決。ぶつかって場外にはじき出されたり、長く回るこまに歓声が上がったりして盛り上がった。
 小学校低学年の部で優勝した釘抜碧(くぎぬきあおい)君(7)=市立福石小1年=は絵の具でカラフルな色を付けた“マイこま”で参戦。「(優勝できて)うれしい。練習した成果が出た」と笑顔で話した。

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