マッチングバラエティーMC・山里亮太がしずちゃんの相手に選んだのは?

TBS系では1月5日にマッチングバラエティー「凸ちゃん凹ちゃん(デコちゃんボコちゃん)」(午後4:00=MBS制作)を放送。何かの特異な才能や技術を持ちながらも、それを活用できていない人や企業=「凸ちゃん」と、何かが足りなくて困っている「凹ちゃん」をつなげる。MCを務める南海キャンディーズの山里亮太と、ゲストとして出演した平成ノブシコブシの吉村崇が、収録の感想や自身のマッチングしたいものなどを語った。

番組では、芸能人やその道のプロたちが出したアイデアで「凸ちゃん」と「凹ちゃん」をつなぎ、いまだかつてなかった新しいものを作り出す。山里と映画「カメラを止めるな!」で注目されたどんぐりが初MCを務め、スピードワゴン・小沢一敬、ハライチ・岩井勇気、吉村らが事前のマッチングミーティングでディスカッションを行い、そこから生まれたアイデアを検証VTRとともに発表する。

まず“凹ちゃん”として、大手メーカー勤務だった技術者が独立して作り上げた世界初の“最強のベアリング”が登場。回転数が早く実用化できればかなりの効果がありそうなベアリングだが、これまでの使用実績がないことと高値が原因で、使い道が決まっていない。そんな窮地に手を挙げたのが、オリンピック出場を夢見る1人のスケボー選手。着用するとこれまで以上にスピードが出るというベアリングを車輪に装着し、公式大会に挑む選手に密着する。ほか、海洋プラスチック問題で、飲食業界で各社が紙製のストローを導入するなど、世界的な動きが起きているストローの世界を紹介。環境や社会によい材料を使ったストロー作りを目指し、「い草協会」と「ヤマザキビスケット」がマッチング。“丈夫”で“食べられる”革新的なストローの誕生となるか?

山里は「バラエティーでわちゃわちゃとやっているように見えて、地球規模の問題の解決の第一歩を踏み出す番組になっています! ストローは数値をきちんと出せればすぐに実用化できるんじゃないですかね」と内容に自信たっぷり。吉村も「これからのテレビの大きな役割ともいえるような、この世にない可能性を見つける番組です。いままでのテレビとは違うアプローチの仕方だと思います」と新たな試みに期待を寄せる。

また、2人がマッチングしたいものについて聞かれると、山里は「僕は相方のしずちゃんですかね。しずちゃんの才能をもっと生かせるようにしないと。それから僕はしずちゃんのおかげで結婚できたので、相手を探してあげないといけないと思っています。この前、ネゴシックスを紹介したんですけど、断られちゃったんです」と残念そうに話し、吉村は「僕も相方の徳井(健太)ですね。あいつは特殊ですから。凸凹がなく平面なので、どこで合わせたらいいのかなって」と悩みを告白。そこで「吉村さん自身は?」と山里に話を振られた吉村は、「どこにでも合うんじゃないのかな…」と答えると、「昔タイでめちゃくちゃモテたんでしょ」とバラされ、「エスカレーターですれ違う女子が振り向いたってやつですね」と解説し、「ほかにも僕はベトナムの国を代表する飲料のキャラクターにそっくりなんです。ベトナムの男前の象徴みたいな人なので、ベトナムならいけるかもしれません。東南アジアにハマるのかも(笑)」と意外なモテエピソードを語った。

番組収録前のマッチングミーティングでは、小沢が積極的に意見を出したことで、さまざまなアイデアが生まれたそうだが、「このミーティング時には、(社運をかけて作成している)ベアリングの社長の熱い思いを知らなかったので、知っていたらもっと違う意見も出たような気がしますが…」と恐縮する吉村。しかし、今回オリンピックを目指す選手が使用してくれたことで、山里は「こういう大活躍しそうなものに使っていくのはいいですよ。これでデータをとって今後につなげていければ…。僕の知り合いにもスケボーする人がいますので」と匂わせ、「誰ですか?」と吉村に聞かれると「ネゴシックスです」と、再度同期のネゴシックスの名前を出し、吉村に「ハマりすぎじゃないですか?」と突っ込まれる場面も。

そして「番組を見て、『これいいんじゃない?』というものを寄せてくれたら僕らがそこに行くこともできるし、ここから新しい展開が生まれるかも。レギュラー化を狙っていきます!」とやる気を見せた山里は、「すごい才能があるのにショーケースに並べられていないものもたくさんあると思うので、テレビというドーピングを使って、カメラを回したら引き受けなきゃいけないかもしれないし。テレビを悪いことじゃなくて武器として捉えてつないでいったら、テレビ的にもいいと思います!」と熱くコメント。吉村も「お正月に家族みんなで意見を出しながら見ると楽しいと思います! 地球の問題も分かるかもしれません!」とアピールした。

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