オリドラ1宮城、猫愛溢れる枕持参で入寮 「疲れを取るというよりも猫が好きで…」

猫の枕持参で入寮したオリックスのドラフト1位・宮城大弥【写真:橋本健吾】

中学2年生まで飼っていたブッチ君にそっくりの猫枕を持参

 オリックスのドラフト1位の宮城大弥投手(興南高)が6日、中学まで飼っていた猫にそっくりの“猫枕”を持参し入寮した。

 マウンド上では鋭い視線で最速147キロの直球とキレのいいスライダーを武器に打者を圧倒した宮城。だが、新人の“恒例行事”となっている入寮グッズはあまりにもギャップがあった。

 ベットの上に置かれていたのは可愛い猫が全面に押し出された小さな枕。テンピュールなど疲れを取るために高級マットを持参するルーキーが多いが「猫が好きなので、たまたま買いました。疲れを取るというよりも猫が好きで……。自分、どこでも寝れるタイプなので」と理由を説明。

 幼い頃から動物が好きで中学2年まではオス猫のブッチ君を飼っていたが「どっか行っちゃいました」と突然の別れに心を痛めた。だが、「顔と色が似てる」と昨年9月にブッチ君にそっくりな猫枕を見つけ一目ぼれし、そこから常に“猫枕”を愛用し入寮にも欠かさず持ってきたという。

 野球道具ではドジャースの前田健太モデルのグラブを新調し持参。「カッコよかったので。メジャーに行かれて凄い投手。グラブもカッコいい」とニヤリ。プロで活躍し「宮城モデル」のグラブを作ることが目標の一つになる。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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