県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の公判が8日から始まるのに合わせ、事件が何を社会に問い掛けているのかを考えるシンポジウムが11日、かながわ県民センター(横浜市神奈川区)で開かれる。
障害のある当事者や家族、支援者の有志でつくる「津久井やまゆり園事件を考え続ける会」の主催。
テーマは「私たちは津久井やまゆり園事件の“何”を裁くべきか」。福祉施設職員の経験を持つ浦和大学特任教授の河東田博さんや、息子がやまゆり園に入所していた平野泰史さんらが登壇し、事件を通じて何が問われ、何を裁くべきかを語り合う。
午後1時半~同5時。定員260人、資料代500円。申し込み・問い合わせは、メールsugi808@infoseek.jp。