JR年末年始 長崎線1.2%減

 JR九州は6日、年末年始(12月27日~1月5日)の在来線特急と九州新幹線の利用状況を発表した。長崎線の鳥栖-肥前山口は前年同期比1.2%減の約23万3千人だった。
 九州新幹線の博多-熊本、日豊線の小倉-行橋を合わせると同2.4%増の約76万4千人。同社担当者は、長期休暇が取りやすい曜日配列や天候に恵まれたことが利用増の要因とした。長崎線の微減については、人口減少などを挙げ「トレンドとして帰省や観光需要が低迷している」とした。
 博多-韓国・釜山(プサン)で高速船を運航するJR九州高速船(福岡市)は、対馬市の比田勝を経由する「混乗便」を12月28日~1月5日に18便運航。乗船効率は約70%で前年同期を5%程度上回った。

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