興福寺開創400周年 記念の散華

 開創400周年を迎えた長崎市寺町の興福寺(松尾法道住職)で、ハスの花びら形の「散華(さんげ)」を元日から参詣者に渡している。デザイン違いの全5色。どれが当たるかはお楽しみ。
 散華は場を清めるため法要でまかれ、近年は生花の代わりに紙製が使われている。多くの人の支えで迎えられた記念の年に、何かお返しの気持ちを表したいと800枚を用意。年始は人出が多く、慌てて追加発注をかけるなど、出足も好調という。
 おはらい済みなので「お財布に入れたり、御朱印帳に挟んだりしてお守りにどうぞ」と松尾住職。ランタンフェスティバル期間には特別版も登場予定。

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