「MBS お天気部テーマ曲」で押尾コータローと上野耕平がコラボ

MBS報道局気象情報部、通称“お天気部”が、春・夏・秋・冬と季節の移り変わりを音楽で感じてもらいたいという思いをこめて、季節毎にその季節に合った曲を天気予報とともに2019年春から届けている「MBS お天気部テーマ曲」において、2020年の初めを飾る冬のテーマ曲が、押尾コータロー「冬の晴レルヤ feat. 上野耕平」に決定した。

今やアコースティックギタリストとして確固たる地位を確立する押尾が、クラシック界きってのサクソフォン奏者・上野をフィーチャー。今回のレコーディングで上野は、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの四つのサクソフォンを1人で多重録音した四重奏を実行。押尾のギターから奏でられるリズミカルで優しい音色に乗せて、澄み切ったソプラノサクソフォンの音色とそれぞれのサクソフォンの音色が重なり合い、冬のピンと張った空気感の中から、すっとお日様の光が差し込むような1曲が完成した。

押尾は「ソプラノ、アルト、テナー、バリトン。4 種類のサクソフォンを自在に、そして優雅に演奏する上野耕平さんに魅了されて、この曲が完成しました。天気のいい冬の日に2人でソリに乗ってゆったりと走っている、そんなイメージです。間奏では気ままに変わりゆく天気の様子を表現しました」と楽曲のイメージを語り、「冬の透明な空気と寒いけど暖かい冬を感じてください」と呼びかけた。

上野は「冬の寒さの中のあたたかさ。押尾さんのお人柄がにじみ出る、優しさに包み込まれるようなメロディー。そして素晴らしいギター。吹いているとなんだか幸せな気持ちになります」とコラボレーションの感想を話し、「人生初の自分の音との共演も楽しみつつレコーディングしました。大好きな作品です! コンサートで押尾さんと共演できる日が楽しみです」と期待を寄せている。

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