大村工 4強ならず 全日本バレー高校選手権

【男子準々決勝、松本国際-大村工】第1セット、大村工のMB松﨑が速攻に跳ぶ=武蔵野の森総合スポーツプラザ

 バレーボールのジャパネット杯第72回全日本高校選手権第3日は7日、東京・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザで男女の3回戦と準々決勝が行われ、県勢は男子の大村工が3回戦で橘(神奈川)にストレート勝ちしたが、準々決勝で第1シード松本国際(長野)にフルセットの末に惜敗した。
 3回戦の第1セットは終盤まで競り合う展開。大村工は24-24からリベロ大谷が左手で軟打を拾い、WS松本が押し込んでセットポイントを握ると、最後はMB金子が速攻を止めて26-24で先取した。第2セットはWS大塚の活躍などもあり、25-17で快勝した。
 準々決勝は第1セットを22-25で競り負けたが、第2セットをエース松下の時間差などで得点を重ね、25-19で奪い返した。第3セットは松本国際の強烈なジャンプサーブに押され、15-25で落とした。
 第4日は11日、同会場で男女の準決勝を実施。男子は松本国際-東山(京都)、駿台学園(東京)-清風(大阪)、女子は古川学園(宮城)-共栄学園(東京)、東九州龍谷(大分)-金蘭会(大阪)の計4試合が行われる。

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