椿まつりの魅力 ミス大島らPR 復興後押し期待

「伊豆大島椿まつり」をPRしたミス大島(右)とミス椿の女王=横須賀市役所

 毎春恒例の「伊豆大島椿(つばき)まつり」の開催を前に、ミス大島らが7日、神奈川県横須賀、藤沢の両市役所を訪れ、島の魅力をPRした。26日に始まるまつりは大島公園(東京都大島町)をメイン会場に、千品種を超す約300万本のツバキが島を彩る。夜まつりなどイベントも予定され、例年約5万人の観光客でにぎわう。3月22日まで。

 ミス大島の竹中愛佳さん(23)は「海と山に囲まれ、空気もおいしい大島を訪れ、リフレッシュして」、ミス椿の女王の原川朋華さん(22)は「透き通った海でのダイビングや、豊富な海の幸、温泉など楽しみ方はさまざま」とアピールした。

 昨年の台風15号で家屋1500棟が損壊するなど、甚大な被害を受けた大島。大島町の三辻利弘町長は「まつりは島最大のイベント。元気な大島を見に来てほしい」と、観光客増による復興の後押しを呼び掛けた。

 まつり開催に合わせ、久里浜港(横須賀市)と大島を結ぶ高速ジェット船(通常土日祝日運行)は1月25日~3月29日、毎日運行。2月12、13日には江の島(藤沢市)の湘南港発着の高速ジェット船も運航する。

 まつりの問い合わせは、大島観光協会電話04992(2)2177、高速船は東海汽船電話03(5472)9999。

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