リバプールは7日、2020-21シーズンから複数年契約でナイキがオフィシャルサプライヤーとなると発表した。
【プレミアリーグ】ニューバランスとの訴訟問題が終結…リバプール、来季からナイキとサプライヤー契約締結へ
ニューバランスとの年間4500万ポンド（約60億円）の6年契約が今シーズンで満了となり、6月1日からナイキとの契約が始まる。昨シーズンの時点でナイキとの交渉を行っていたリバプールだったが、ニューバランス側が契約更新の権利を無視して他社と交渉を行ったとして、10月に訴訟を起こしていた。裁判ではリバプールがナイキとの契約がニューバランスとの現契約よりも総額3000万ポンド（約42億円）上回っていると主張すると、高等裁判所判事が支持。これによりニューバランスとの契約は2020年5月で終了となった。
【プレミアリーグ】ナイキとの大型契約に暗雲…リバプールがニューバランスと訴訟問題に
数か月前から始まり、年明けにようやく決着となったサプライヤー問題。リバプールのマネージングディレクターで最高商業責任者のビリー・ホーガン氏はナイキとの新契約について言及した。「私たちを象徴するキットはクラブのアイデンティティを示す重要な要素。ナイキを新しいサプライヤーとしてファミリーに迎えることで、国内外にファン層を拡大することを期待する。サポーターには新しい刺激的な製品を提供できることを楽しみしている」。
